利用することが
この契約で
利用しきることが
この契約で
裏切るとか考えるのは
契約違反に当たるから
思考停止
どちらがこの契約を
優位にできるのか。
それによって
誰かを傷つけるのを
私は知っている
それによって
誰かを苦しめるのを
私は知っている
なのに、
伸びてくるその手を
私を助けようとするその手を
振り払えなくて
そんな権利は私には無いのに
優しくされる権利なんて
私には無いのに
境界線上。境界線上。
平常と異常の。
嘘と本当の。
裏切りと信頼の。
愛と偽善の。
生と死の。
何かがバランスを崩したら。
私はもう。立ち上がれなくなるでしょう。
壊れてしまうよ。
壊れてしまう。
苦しい。苦しい。苦しい。
唱えたところでどうにもならないのはしっているの。
がんばろう。がんばれ。がんばんなきゃ。
切り替えなくちゃって思ってるの。
でもね。でもでも。
苦しさが解消されたわけじゃないの。
薬切らしちゃっただけだよね。
薬さえあれば、動けるもんね。
弱音吐かないって、決めたんだもん。
過呼吸がつらいとき、いつもより孤独だって思う。
酸素を求めながら息を吐くのにはもう慣れたけど。
平気な振りしてメールも電話もできるけど。
つらいもんはつらいのよ。
これをこらえられるのが。
大人って、やつなのかしら?
ありがとう
『産み出してくれて』
『そばにいてくれて』
『認めてくれて』
ありがとう
『叱ってくれて』
『泣いてくれて』
『感情をくれて』
その言葉の前に、
つけたい言葉は色々あるけれど
そんなの目の前で言えるほど
あたしは素直なんかじゃない
だけどだけど、
その前にいろんな気持ちをこめて
この言葉を言うんだよ
そのチャンスが、今日はあるから。
<お誕生日おめでとう>
『…ありがと』
自分が客観的に見れちゃう時。
すごく泣きそうな気分になる。
動けよ馬鹿。
何で寝てんだよ。
立てよ馬鹿。
何で気持ち悪くなんだよ。
頑張れよ馬鹿。
何で苦しくなるんだよ。
カラ回る。
思い通りに動けない。
お前、もっと頑張れただろ?
お前、もっとできる子だったろ?
また失望されるぞ
また要らないって言われるぞ
だけど動けない。
でも、わかってくれる人なんていない。
こうやって泣き言いうのだって、
たぶん甘えてるって言われちゃうんだ。
苦しいな。
頑張ってるって、伝わらないのが、もどかしいな。
なんでこんな風になっちゃったの?
…そんな若いのに、薬に頼るなんて…
…病院なんていかないほうがいいのよ…
…うまくのりこなせてなかったのね…
…先生に話を聞きたいの!…
些細な会話の一部。
だけれど、どうしても消えない音。
そのたびに思う。
ああ、私にはこの人の一言がこんなにも重い。
もう、独りで生活だってできるのに!
…あんたなんて…xxx…
思い出す…思い出す
忘れられない光景。
包丁と、あの人
泣き顔と、声。
要らない、なんて言わないで。
必要だって言い続けて。
見捨てないで。
見捨てないで?
ワタシハヒツヨウトサレタイノ。。。
雰囲気満点のヘアメイク
華やかな色のドレス
ムーディーな空間
飛びっきりの笑顔に
空を飛び立つための声
現実と非現実
本当と嘘
煽て言葉に建前の台詞
非生産的で生産的な会話
麻痺してくる
悲しいことなどあるわけない
だってアタシはその日限りのプリンセス
暗い暗い世界の底で
すべてをなじったことがある
なぜ産まれた?
なぜ生きる?
なぜ死なせない?
暗い暗い音のない世界で
すべてを憎んだことがある
死ぬのが駄目な理由は?
殺すのが罪な理由は?
愛などを叫ぶ理由は?
暗い暗い光のない世界で
すべてを罵倒したことがある
平和など無い
幸せなど無い
存在価値など無い…
だけれども、だけれども。
それを独りで呟けず
僕のそばにはいつも誰かが。
甘ったれるなと怒ったり
辛かったでしょうと触ったり
同士だよと慰めたり
その“誰か”により、
私は生かされ、
その“誰か”により、
私は今ここにいる。
だから、思うんだ。
今度は、誰かの世界の呪う音に
そっと寄り添ってあげたいなと。
そうやって私に意味ができればいいなと。